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#0140 私の多読修行06 Debbie Macomberさんを読む(デビー・マッコーマーさん)

#0140 私の多読修行06 Debbie Macomberさんを読む(デビー・マッコーマーさん)

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私が英語の本で一番たくさん読んでる作家さんは、
Debbie Macomberさん(デビー・マッコーマーさん)です。

ハーレクインのオフィシャルサイト/作家詳細 デビー・マッコーマー|MIRA文庫

初めて読んだのは、Blossom Street Seriesの1作目、The Shop on Blossom Street。


再開発されたシアトルの街を舞台に、いろんなタイプの女性が「編み物」という共通の趣味を通して親しくなり、
それぞれの目標・未来へ向かって前向きに奮闘する。
「きれいにまとまりすぎ!」という意見もあるかもしれませんが、彼女たちの行動や考え方に励まされ、私自身も精神的にリフレッシュできるような気もします。

特に女性の方には、「超オススメ」のシリーズです。
続きがまだまだあるようなので、ゆっくり楽しみたい。

★The Shop on Blossom Street (2004)
★A Good Yarn (2005)
Susannah's Garden (2006)
★Back on Blossom Street (2007)
Twenty Wishes (2008)
★Summer on Blossom Street (2009)
Hannah's List (2010)
A Turn in the Road (2011)
Starting Now (2013)
Blossom Street Brides (2014)

★ 読んだもの

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その後、シリーズを何冊か読んだり、他のシリーズに手を出したり、10冊くらいは読んだかもしれません。

表現が「直接的/世俗的」で文学的表現とはかけはなれていると思うし、ストーリーもどこかで見た設定ではあるのですが、頭の中で登場人物が動き出し、手に取るようにわかる、、、読みだしたら止まりません!!

女性特有の心理を本当に活き活きと描写されているので、どんどん読みすすめることができます。
心に傷を持ったヒロイン(離婚・夫からの暴力・深刻な病気)が、ある男性(最初の印象はよくない、、)と出会い、いろいろ(元妻が出てきたり、ちょっかい出す他の女性が出てきたり)ありますが、基本全員ハッピーエンドなので安心して読めます。

チャプターは10分以内で読めるものがほとんど。
(英語の小説って、チャプターがきっかり分かれているので、読みやすいです。)
単語はところどころに難しいものもありますが、それらの単語が単調になりがちなストーリーのアクセントになっているような気がしました。
意味を調べつつ、「こんな風に使うんだー」と勉強しながら読んでます。

最近読んだ本。Last One Home


若いときに駆け落ちした主人公は、姉妹と疎遠になっている。駆け落ちした相手は、主人公に暴力をふるうようになり、娘とシェルターに逃げる。
ようやく生活ができるようになった時、姉から連絡があり再会。最初はギクシャクしているが、家族としての交流が再びはじまる。
ちょうどその頃、ボランティア活動で知り合った男性(最初の印象は最悪)との関係が変わっていく、、、

平凡の極み!!!と言う感じなのですが、
子どもに「早く起きなさい!」「ゴハンに文句言わないで!」「早く宿題しなさい!」と言ったり、仕事と家事で忙しくしていたり、専業主婦の登場人物が子どもの世話をしながら庭の手入れする様子などが細かく説明されていて、英語の勉強になります。
殺人事件や略奪愛などは一切ないからこそ、「ごく普通ーーーの毎日」を描写する英語表現が学べるのですね。

また著者の方は、敬虔なクリスチャンのようで、登場人物が教会に行ったり、祈るシーンなどもあります。ゲイカップルなどは一切登場しません。

ざっくり分類すると、ハーレクイン系になるようです。
日本語ではこのような本は一切読まないのですが、英語だと楽しめるのはちょっと不思議。

今は、The Inn at Rose Harbor を読んでます。