#0123 【聴き読みインプット-012】必ずものになる 話すための英文法 Step 7 [上級編]
#0123 【聴き読みインプット-012】必ずものになる 話すための英文法 Step 7 [上級編]
本家完全マップのページでも紹介されている市橋敬三先生のシリーズの一番最後(?)です。
長くアメリカで生活されていたとのことで、見たことない表現がたくさん出てきました。構文自体は特にびっくりするようなものはないです。「あの構文はこんな風に使えるのね。」と確認することができました。
これが簡単に瞬間英作文できるようになったら、もう英語の勉強はしなくてもよさそう(^^♪
ただ、全般的に難しすぎるし、自分では使わないなー(使えない、、、)と思うものが多いです。
(例)
OPQ Company'll have no other choice but to file for Chapter 11 if not Chapter 7.
OPQ会社は会社の整理生産ではないまでも破産申請をする以外に方法はないでしょう。
連邦倒産法第7章 - Wikipedia
USCPA Chapter7とChapter11のまとめ(破産) - Cryptocoiner.info
また例文の中で、go both ways 両性愛である、という意味であることを知りました。bisexualは知ってるけど。。。
Urban Dictionary: go both ways
go both ways
To be bisexual, not necessarily polyamorous.
"Is he gay?"
"No, he has a girlfriend too, he likes to go both ways."
簡単な単語の組み合わせで、本当にいろんな表現ができる。
これも私の課題の一つです。
知っておかなくてはいけない表現なら、またどこかで出会うはず。
この本は今の私にはちょっと難しい。。これに手を付ける前にやるべきことはまだまだあると思います。
前半は瞬間英作文方式、後半は細かい解説がついています。
また1つの日本語センテンスを、数種類の英語にして、実際に使われる頻度などについて言及がありました。辞書には例文として掲載されていても、アメリカでは全然使われない文章もあるとのこと。
文法に関する細かい話が膨大な例文と共に解説されています。
(例)
私が個人的に勉強になった!と感じた5つのポイントを簡単にまとめてみます。
その① you, they, weの使い方
シカゴでは雪が降るのですか?
*聞き手が住んでいる地域のことを尋ねられたとき
Do you get a lot of snow in Chicago?
*話し手も聴き手も関係ない地域のとき
Do they get a lot of snow in Chicago?
政府・財務省、外務省、市役所、労働組合、会社の経営陣などの幹部を念頭において話すとき
They probably won't accept the union's demands.
話し手が、政府・財務省、外務省、市役所、労働組合、会社の経営陣などの幹部のとき
We'll have to lower taxes to stimulate the economy.
その② 使役動詞について
* makeには強制度があるもの、強制度がないもの、がある
強制度あり Who made you come here?
強制度なし What makes you feel that way?
* haveは、目的語に上司、顧客、尊敬すべき人、たとえば父、母のような人などには使えない。
× I had my trousers pressed by Mom.
* haveは、日常繰り返されることには使えない。(特に改まって指示してやらせる内容に使う。)
× I have my maid fix breakfast.
○ I'll have them help you with your work.
その③ sit, run, drive, work, teach, study, eat以外の動作、運動を示す動詞は、現在分詞+名詞の型では使われていない
○ Do you know the boy who's standing?
× Do you know the standing boy?
その④ 条件節の意味内容が未来のとき
通常、未来のことを述べる時はwill, be going to doで表現する。しかし条件節では無意志未来か、有意志未来かにより、時制を使い分けて表現する。
条件節の意味内容が予定・計画を述べるとき依頼のとき は、注意が必要。
(未来のことを述べる条件節=現在形ではない。)
○ If you're going to buy a house, please let us take care of it.
○ If you'll help me with my work, I'd appreciate it.
その⑤ wantの目的語 動名詞・不定詞の違い
私はあなたにここでタバコを吸ってほしくないんです
A: I don't want you smoking here.
B: I don't want you to smoke here.
Aはタバコを吸っている現在の状態として、Bは日常繰り返される動作として述べている。
(私の解釈:
Aは、訪問してきたお客さんがいきなりリビングでタバコに火をつけた時、「ここでタバコを吸わないで!壁紙が汚れるから。」
Bは、妻が夫に向かって、「もうここでタバコは吸わないで。。。」とお願いする感じでしょうか、、、謎??)
I don't want you ---ingは、時々小説で見てて、こういう言い方もあるんだなー、不定詞とどう違うんだろう?と思ってはいました。が、今回の説明だけでは疑問は解決できませんでした。
上記の5つのような話が延々と続きますので、1回読んだだけではすべてを頭に入れることはできません。ノートに自分でまとめなおしたり、フォレストのような文法書に自分で書き込んだりする必要がありそう。また自分が疑問に感じていることは何らかの形でまとめて意識しておかないと、必要な情報に出会った時に素通りする可能性もあるなーと思いました。
シリーズの最後である7を読みましたが、解説部分で、「これは3を復習してから読んでください。」とか「これは4を参照してください。」とありました。やはり順を追って、最初から読むのがよいと思います。私も入門編から見てみようと思います。
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いじわる英文法の飯田先生のブログのコメント欄でこのようなご見解を拝見しました。
英文法道場:need / want 〜ing と be worth 〜ing
英語は世界的な言語だから地域差や個人差が甚だしく、何が正しくて何が誤りであるかは一概に言えなかったりするが、ウィズダム英和辞典に 「This car needs to be repaired.はよいが、This car wants to be repaired.の形は避けられる」という趣旨のことが書かれているように、通例この形の選択肢は不正解として扱うのではないだろうか。
日本語と同様に英語の文法も変化を続けている。疑問が細かくなってくると市販の書籍ではすぐに回答を求められないことも多い。最後は飯田先生の上記のご回答に戻るのだと思う。